広島弁護士会とは

会長挨拶

写真:広島弁護士会会長 大植 伸

2024(令和6)年度の広島弁護士会会長を務めさせていただくことになりました大植伸と申します。橋本幸範、福山正剛、畑雄太、三浦友美及び正原大嗣の副会長5名とともに、1年間、広島弁護士会の理事者として弁護士会の運営にあたります。どうか宜しくお願い申し上げます。

さて、弁護士会は、弁護士法の定めにより基本的人権の擁護と社会正義の実現という弁護士及び弁護士法人の使命と訴訟等の法律事務を行うというその職務にかんがみ、その品位を保持し、弁護士及び弁護士法人の事務の改善進歩をはかるため、弁護士及び弁護士法人の指導、連絡及び監督に関する事務を行うことを目的として組織されています。

広島弁護士会は従前より、こうした弁護士会の役割を念頭に、市民の皆様に対して様々な情報発信を行い、あるいは法律面での支援等を行うために、各種の法律相談、勉強会・講座、イベント等の実施、SNS等を通じての弁護士会活動の広報、会長声明・談話・意見書の発出などを行ってまいりました。

今日の社会においては、様々な分野でのグローバル化と急速なIT化、SNSの発達等によるライフスタイルの変容、あるいは世界的な戦争、ウイルスの流行、自然災害などによって、市民生活に様々な変化が生じ、そこから新たな社会問題が出現しています。こうした状況の変化に適時・適切に対応しながら、本年度も広島弁護士会のこれまでの活動を引き継ぎ、市民の皆様に開かれた弁護士会として、より一層、皆様に役立つ情報発信及び法律面での支援等を行うべく、努めてまいりたいと思います。

また、会員である弁護士及び弁護士法人が品位を損なう非行に至ることがないよう、会員の研修を行うほか、適切な指導・監督を行ってまいります。

どうか引き続きご支援くださいますようよろしくお願い申し上げます。

2024年(令和6年)4月1日
広島弁護士会会長 大植 伸