講師の依頼をしたい方

広島弁護士会の講師派遣業務

悪徳商法の被害の増加や、裁判員制度の導入……。社会は変化を続け、ますます複雑になり、市民のみなさまにも法の理解が求められる時代になりつつあります。また、社会に出るための準備の場である学校などでは、法教育等の重要性が高まっています。

広島弁護士会では、市民の皆さまからのご要望に応じて、法律の専門家でない方々のために、さまざまなテーマについての講師を派遣しています。

学校などの教育機関、地方公共団体・地域団体、企業・各種団体などにおいても、学生や所属されている方々に対する教育・研修の一貫として、ぜひ広島弁護士会の講師派遣をお気軽にご利用ください。

講師派遣のお問い合わせ、ご要望は、広島弁護士会事務局(講師派遣担当)までご連絡ください。
このほか、講師派遣依頼書のご郵送またはホームページ上でもお申し込みいただけます。この申し込みにつきましては、講師の手配や準備のため、できるだけ開催予定日の2カ月前までにお願いします。

小・中・高等学校の先生(特に社会科担当の先生)方へ

平成23年から平成25年にかけて、小学校、中学校、高等学校でそれぞれ新学習指導要領が導入され、実施されてきましたが、その中でも法教育が取り上げられています。
小学校の社会や道徳、中学校の社会・公民分野、高等学校の公民科・現代社会をはじめとする多くの教科で、法や司法制度の基礎となる考え方を身に付けることが求められています。
広島弁護士会では、法教育委員会を設置し、法教育の普及に向けた活動に積極的に取り組んでいます。毎年、多くの学校からご依頼をいただき、法教育の講師派遣や模擬裁判、裁判傍聴セミナー等を実施し、学校現場での法教育活動のお手伝いをしています。
法教育のパンフレットも作成しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
是非とも、積極的なご利用をお待ちしています。

法学及び一般教養関係者、専門学校の先生方へ

「法律」というと堅苦しいイメージがあり、若い人たちには現実感のない、自分達に縁遠い存在と考えられがちです。しかし、実際には、法律は私たちの社会生活におけるあらゆる場面に関係しており、将来そして現在において既に社会の構成員である学生たちにとって極めて身近な存在です。法律の専門家を交えて法律が関連する諸問題について考えることは、学生たちにとって貴重な体験になるでしょう。

各企業の総務・人事の担当者の方へ

広島弁護士会がこれまで提供してきた講師派遣の企画は、実施後のアンケート結果でも高い評価を得てきました。企業の総務・人事の担当者におかれましても、弁護士による講演がコンプライアンスの確立した企業の熟成・発展や裁判員制度への対応にも貢献できるものと考えています。

各機関の企画担当者の方へ

昨今の社会情勢は劇的に変化し、私たちの生活スタイルは大きく様変わりしました。このような激動の中で、これまでには見られなかった様々な問題も浮上し、市民の皆さまがこれらの問題に直面する機会も増えています。市民の皆さまがこうした様々な問題についての法律的知識に触れることは、明るくより良い社会の実現に向けて不可欠なことといえるでしょう。広島弁護士会の各企画を有効に活用し、市民の皆さまに対する啓発の機会を設けて頂くことは広島弁護士会の願いでもあります。