声明・決議・意見書

その他2016.05.20

オバマ大統領の広島訪問に関する会長談話

広島弁護士会
会長 爲末 和政

2016年5月10日,オバマ大統領の広島訪問予定が公表されました。
広島は人類初の被爆地であり,広島県,広島市,広島の高校生や中学生,広島の被爆者7団体をはじめとする多くの広島市民は,アメリカ合衆国大統領の広島訪問を真摯に要請してきました。このたびの広島訪問は,現職のアメリカ合衆国大統領としては初めてのことであり,歴史的意義があります。
当会は,ヒロシマの地にある弁護士会として,平和,核兵器廃絶の問題に長年取り組んできました。核兵器は非人道的で残虐な兵器であるだけでなく,1996年7月8日に国際司法裁判所が勧告的意見を出したように「核兵器の威嚇または使用は,一般的に,武力紛争に適用される国際法,とりわけ人道法の原則および規則に反する」ものです。
我々と同じ弁護士出身であるオバマ大統領が,こうした国際的な司法判断を重く受け止められ,またヒロシマの地で被爆の実態を知り被爆者の声にも真摯に耳を傾けられ,核兵器の残虐性・非人道性の認識をさらに深化され,「核兵器のない世界」に向けなお一層努力されることを希望します。
当会は,広島の核廃絶,人類不戦の思いが実現される日が1日も早く到来するよう,引き続き真摯に取り組む所存です。

以上